For Students 学生さんへ

国連宇宙部UN Office for Outer Space Affairs

UNOOSA

(c) UNOOSA

 国連宇宙部(UNOOSA)は宇宙法の法源となる条約や法原則を策定する宇宙空間平和利用委員会(Committee on the Peaceful Uses of Outer Space: COPUOS)の事務局です。COPUOSには科学技術小委員会と法律小委員会とがあり、それぞれ2月頃と4月頃に開催され、作成された報告書は6月に開催されるCOPUOSで改めて検討されます。COPUOSの報告書はその後、9-12月に開催される国連総会を経て、国連決議となります。
 UNOOSAでは、COPUOSのほか、宇宙技術の応用に関するシンポジウムや宇宙教育全般に関するプログラムをHPで公開しています。文系・理系それぞれの学生のニーズに答えるコンテンツが多くありますので、その中でもおススメなものを紹介します。

UNOOSA GA
(c) UNOOSA

 COPUOSで採択された報告書は国連総会第4委員会に提出され、「宇宙空間における国際協力」決議として採択されます。第4委員会には特別政治と非植民地化に関する議事項目が割り当てられ、その作業文書には「A/C.4/-」の接頭語が付きます。
 一方で、宇宙空間の安全保障や持続可能性に関する議題は第1委員会と第4委員会の共同パネルで議論されます。

UNOOSA GA
↑ COPUOS STSCから国連総会までの日程 (c) UNOOSA

UNOOSA COPUOS
 ↑ COPUOSの組織図 (c) UNOOSA

国連軍縮研究所UN Institute for Disarmament Research: UNIDIR

UNIDIR

(c) UNIDIR

 国連の枠内にありながら、独立して軍縮に関する研究を行う機関。軍縮・不拡散分野における多様なデータの提供を通じて、全ての国が必要な情報を得て軍縮努力を行いうるよう支援し、さらには、軍縮に関する新たな軍縮交渉に関わる問題や新たなイニシアティブに対する普遍的な洞察を提供することを目的とした研究や活動を行う。運営の監督は国連軍縮諮問委員会。〔引用元:外務省:軍縮〕新たな問題に関する新しい考え、事実に基づく分析によって新しい時代を築いて行くリーダーシップ、多国間の軍縮関連の問題におけるまとめ役としてその任務を果たすUNIDIRは、安全保障問題を検討し、戦術的核兵器、核の危機、サイバー戦争、自動兵器システム、宇宙の安全保障、爆発兵器、兵器と弾薬の管理など、さまざまな問題について検討するとともに、専門家レベルの会議や会合を開催し、調査分析を行い、各種の刊行物や報告書、論文を発行しています。〔参照元:国際連合広報センター

国連総会UN General Assembly

シンクタンク・NPO・NGO

ページトップへ戻る
(c) The University of Tokyo. All Rights Reserved.